人材コンサルタントとは?転職後のキャリアアドバイザーは激務なのか?魅力と厳しさについて


キャリアコンサルタントが語る『転職ノウハウ』

◆人と接する仕事がしたい。人と寄りそいたい。だから人材業界で働きたい。

◆転職エージェントに転職相談をしている中で、相談を受ける側で仕事がしたくなった・・・

◆キャリアアドバイザーの仕事をやってみたいけど不安・・・

◆専門性をもって長く働ける仕事を探している・・・


人材業界の仕事はキラキラして見える方も多く、憧れの業界の1つとも言えます。ただ実際に必要な経験や詳しい仕事内容が分からないという声も多いです。

私は人材業界で14年以上経験があり2014年には起業をして転職エージェント&キャリアコンサルタントとして転職やキャリアの相談を日々させて頂いております。

実績と経歴紹介記事:転職活動の伴走者(escort runner)坂本典隆/キャリア経営パートナーズ/転職支援実績

YouTube運営動画チャンネル:悔いの無い転職&キャリアチャンネル

そこでこの記事では、煩雑で分かりにくい情報を整理して「人材コンサルタントという呼び名の理解」「営業とCA(キャリアアドバイザー)の仕事内容と激務なのか?」「人材業界で働く為の方法」などを分かりやすく丁寧に解説します。

この記事を読めば「人材業界の各職種の内容や活かせる経験、転職への道筋」の全て分かります。

このブログを書いた人


株式会社キャリア経営パートナーズ 
代表取締役 坂本 典隆

経歴:眼鏡業界で2社、人材業界で2社、2014年に起業して今に至る。人材業界では14年以上のキャリアがあり、日々、転職支援・キャリア支援に尽力。

取得資格:キャリアコンサルタント、 TCS「認定コーチングスキルアドバイザー」、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)、経営者の軍師 認定コンサルタント(1級)

※転職支援実績

 

特に未経験の方は不安もあると思いますので徹底解説をさせて頂きます。最後まで是非、ご覧頂ければ嬉しいです。

人材業界の職種の徹底解説

人材コンサルタントという呼び名の理解

人材コンサルタントという呼び名は企業によって異なり、人材業界の営業職での募集時に求職者からの興味を引き付ける為に、人材コンサルタントと付けるケースもあります。

また、コンサルティング企業で人事制度や評価制度、経営側へのアプローチを行うコンサルタントを人材コンサルタントとして扱うケースもあります。

キャリアコンサルタントは国家資格になり、一般的に募集をしている転職エージェントでの仕事とは少し意味合いが違ってきます。

余談ではありますが、キャリアコンサルタントという表現は現在、資格を持っている方だけが名乗れる名称独占があるので無資格の方は名乗れません。(私はキャリアコンサルタントの資格を取得しており、転職エージェントでの仕事以外で有料でのキャリア相談対応もしております。)

その為、国家資格化になってからは募集からキャリアコンサルタントという営業案件が消えて・・・人材系営業と言ったり、キャリアアドバイザーやリクルーティングアドバイザー、派遣領域であればキャリアコーディネーターが一般的です。

大手の転職エージェントでは分業制となっておりますが、ベンチャーや中小企業では両方を兼務するスタイルが一般的です。

それでは、以下で個別にご説明をさせて頂きます。

RA(リクルーティングアドバイザー)の仕事内容

分かりやすくお伝えしますと「企業側を担当する法人営業職」です。

企業との接点を持つのがRA(リクルーティングアドバイザー)とういう事になります。

企業によっては業界を絞ったり、職種を絞ったり、年齢を絞ったりと、ターゲットが違いますので、総合型の転職エージェントと専門領域型の転職エージェントでは担当する企業の中身も変わってきます。

主な仕事内容で注意すべき点は、テレアポをする企業が多いという事です。テレアポが嫌だったり毛嫌いをしている方はマッチしない可能性が高いです。

実際に新規営業で企業と接点を結ぶ仕事になるので、新人時代はテレアポは避けては通れないと思っておくと安心だと考えます。

私も初めて経験した時はしんどかったのですが・・・慣れる楽しくなったという経験もしております。仕事をどのように捉えるのか?は大切だと感じております。

仕事のヤリガイは、経営者や人事責任者との信頼関係が構築できると面白くなってきます。

企業との関わりの中で、経営や組織の視点も持てますし、会社が成長発展する事も体験できます。

求職者と接点を持つケースも多いので、全体を捉えつつ動くと自分の価値を感じやすいと思います。

・新規営業
・既存の営業
・経営課題や組織課題を踏まえての商談
 →経営者、役員、人事責任者、人事担当者と企業で変わります。
・企業の採用ニーズのヒアリングや提案
・採用計画のポジションやお人柄などの取材
・上記情報からの求人票の作成
・各社との契約関係の締結(諸条件など/紹介手数料や返金規定など)
・CA(キャリアアドバイザー)へ案件を伝達
・ご推薦時の企業側との対応や各フェーズでのフォロー
 →CA(キャリアアドバイザー)との連携が重要になります。

CA(キャリアアドバイザー)の仕事内容+激務なのか?についての回答

転職エージェントに相談に行かれた方であればイメージがしやすいと思いますが、個人の方の転職についての相談を受けて対応をするポジションです。

※まず、「キャリアアドバイザーは激務なのか?」という心配をされる方も多いと思います。その理由は求職者=個人を対応するので365日24時間、いつ連絡が入るのか分からないという側面があるからですね。

夜中にメールが入る事も普通にありますし、早朝もあります・・・でも、上手くやる方法はあって考え方次第で負担でもなくなると私は思いますよ。ポイントは対応する時間を自分なりに決める事と求職者との信頼関係構築です。

それでは、仕事の説明に戻りますね。

求職者には・・・転職したい。今の会社を辞めてしまった。もっとキャリアップしたい。給料を上げたい。業界を変えたい。人間関係が嫌になって環境を変えたい・・・他にもたくさんの転職理由が存在します。

仕事のイメージがしやすく、なりたい方は多いと思いますが、仕事内容は多岐にわたります。

・求職者を獲得する動き(スカウトメール、SNSからの情報発信など)
・転職相談希望者との面談
・転職希望者への求人提案
 →RA(リクルーティングアドバイザー)と連携をしてデータから抽出するイメージ
・履歴書、職務経歴書の作成アドバイス
・面接練習やフォロー
・内定に向けて各選考におけるサポート
・内定承諾前やその後のサポート

仕事のヤリガイは何といっても、求職者の方から感謝された時だと思います。

大変な事は、連絡が取れなくなったり、急にイレギュラーが発生する事。こういった時の辛さは、慣れるまではあるかもしれません。

そして、ボランティアではないのでしっかりと数字を意識して結果を出す事が出来るのか?が重要なポジションです。

関連動画:【転職体験談】人材業界で経験した派遣、求人広告、紹介の営業職

私がYouTubeに投稿させて頂いている仕事の体験談を解説した動画になります。ブログと合わせてご覧頂ければ更にご理解をして頂けると感じております。

未経験者でも転職可能な仕事なのか?

未経験からも多く転職をされている仕事になります。私の場合は眼鏡業界での店長経験、SV経験を活かして人材業界に入りました。

私が支援させて頂くケースや企業様からお聞きする経験職種の一例をご説明させて頂きます。(特に20代の方でしたらポテンシャル採用が可能ですので転職が実現する可能性は高くなります。)

・ブライダルプランナー結婚式という人生での大きなイベントに寄り添って対応するスタイルや大きな金額を受注して対応する営業要素が営業にもキャリアアドバイザーにもマッチする経験と言えます。

・アパレル販売員やショップ店員:目標売上を持って仕事をするスタイルがマッチする経験となります。目標からの逆算でプロセスを考えたりする事があれば親和性は高いと考えます。

・塾の運営業務(教室長や副教室長):教室運営には欠かせない生徒募集に対しての経験が評価される事になります。人材業界でも求職者の集客から面談を行う流れが経験として活かせる事になりキャリアアドバイザーにも近しい部分があると言えます。

その他・・・飲食店スタッフや店長、携帯販売の販売、美容スタッフ、インストラクター等、人と接する経験をされている方々が多数活躍しています。

転職エージェントに直接相談して人材業界の案件を提案してもらう方法

人材業界で働きたい。どうしたら良いのか?

(1)転職エージェントに未経験で応募ができる企業が無いかを聞く事

(2)実際の仕事内容を転職エージェントから詳しく聞く事

シンプルにこの2つからスタートする事で具体的に動きが見えてきます。多くは未経験としては20代の方を求める企業様がほとんどです。

30代を越えてくると人材業界での経験者を求めるケースが多くなり未経験で30代半ばになると苦しくなります。つまり、人材業界へのキャリアチェンジは20代がお勧めです。

営業経験者は活かすことが出来ますし、販売やサービス系でも提案要素のある高単価の商品を扱っている方は採用される可能性も十分あります。

ポイントは、(2)で聞く事は当たり前ですが、良い事+悪い事(厳しい事)をリアルに聞く事が重要です。

人材系の仕事は外からは綺麗な仕事に見えている方が多く、実際には大変な事や努力をしないといけない事、沢山存在しております。

人材業界といっても色んな商材を扱っている企業が存在しており、キャリアは多岐に渡ります。

参考例)求人広告の営業職、人材派遣の営業職、人材紹介の営業職、システム関連の営業職、コンサルティング要素の強い営業職、キャリアアドバイザー職、有料のキャリアコンサルタント職、アウトソーシングでの人事職等

営業的な目標達成の軸も必要ですし、人として寄り添える想いや傾聴スキルなどの総合力も必要だと感じています。

人材業界への転職実績も複数ある当社の紹介

人材未経験者へキャリアを捉えた丁寧な転職支援「キャリア経営パートナーズ」

キャリア経営パートナーズは20代とキャリア層を対象に「転職して良かった」と言っていただける仕事を追求しており2014年に起業した会社です。

ブログの執筆者でありキャリコンサルタントでもある代表の坂本が人材業界には未経験から挑戦をした経験から丁寧に支援を行います。特に人材業界の経験を豊富に持っており支援実績も多数あるのでご相談も受け付けております。※当社へのお問い合わせ・ご相談はコチラをクリック

以下に転職エージェントとしての当社のリンクも入れておりますが、転職エージェントを使わずに個人で動きたい方には有料メニューも展開しております。

人材業界での経験も豊富にあり、人材派遣・求人広告・人材紹介の転職エージェント・キャリアコンサルタント資格を活かしたキャリア支援・新規サービスの営業等の経験をもとに相談に乗らせて頂いております。

キャリアを捉えた丁寧な転職支援「キャリア経営パートナーズ」

※転職支援実績

自分にもできる仕事なのか?ノルマは激しくないのか?

ネットで調べてみても色んな情報が溢れていると思います。良い情報もあれば人材系で働く人への批判的な意見もあると思います。

私が業界に入った時に感じたのは賛否両論がある仕事なんだなって事です。

ネットやYouTubeを見ると、転職エージェントに気を付けろ!転職エージェントは使うな!等の激しいタイトルもありますから・・・

私が長く転職エージェントとして続けている中で感じる事は・・・

転職エージェントのコンサルタントによって、想いも考え方も仕事の質も全然違うという事です。

転職エージェントの裏事情として、ビジネスモデルが成果報酬型であるという点があります。

つまり、ご入社が決まらないと売上が0円という事です。このビジネスモデルは厳しい部分でもありますので、売上第一になっている転職エージェントのサポートを受けた方が、上記の厳しいご意見を持たれるのだと感じております。

逆に言えば、真っすぐ仕事に向き合えば良い仕事が出来ると言い切れます。

でも楽で楽しくて誰でもできる仕事ではないと私は感じております。

勿論、ノルマというものは無く目標売上や目標人数、目標利益などが各社によって指標として存在しております。(その点は他の営業職と同じようなイメージです。)

筆者が語る仕事のヤリガイ(転職エージェントとしての仕事)

私自身、現時点で人材業界は15年以上携わっております。22歳~29歳は眼鏡業界だったので人材業界が長くなりました。

それだけ、続けているという事は・・・私自身はやりがいがあって面白いと感じているから続いているという事です。

1つのやりがいをご紹介しますと、良い仕事をすれば企業にも求職者にも喜んで頂けるのでやりがいや喜びが倍以上になるという部分です。これは難しいことですが、凄く嬉しい事だと私は感じています。

対応する仕事も色々と幅広くなります。これは一例です。

・初回の面談
・転職理由の確認や自己棚卸や自己分析のサポート
・履歴書や職務経歴書作成のアドバイス
・転職の優先順位や軸の明確化
・マッチした求人や可能性のある求人のご提案
・当社からの書類選考依頼
・面接のアドバイスや練習など
・面接後の振り返り
・内定後の相談(意思決定はご自身で行われます)
・転職後のフォロー等

色んなエージェントがありますから、その担当者と密になって動く事で、入社してからのギャップも少なくスタートできると私は考えます。

当社からのご紹介で人材サービス企業に入社をされた方も、未経験ながら頑張っているという声を聞かせて頂いております。大変な事もありますが2年ぐらいで立派な人材コンサルタント(キャリアアドバイザー)になっているでしょう。

今日は分かりやすく丁寧な内容をブログで綴らせて頂きましたが、あなたの転職活動のプラスになっていましたら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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by キャリア経営パートナーズ