採用に困っている企業は企業理念が浸透する事で大きな力に変わる


キャリアコンサルタントが語る『転職ノウハウ』

採用に苦しんでいる企業もあれば、採用活動が順調な企業もある。何がその差になっているだろうか?実際は色んな要素が掛け算となって大きな差になっていると思う。その中の一つとして企業理念の明確化もあると感じている。私達、転職エージェントが転職支援をする際に、求職者の方々から理念に共感をしたというお話が出るからである。

特に志望動機を考える時や、企業のホームページを確認しながら面接対策などを行う時に深く気付く事があるだろう。採用力が高い企業は企業理念を明確に打ち出しているし内容が分かりやすい事も多い。

企業においてこの指止まれ!!!とも言える企業理念は本当に大切。しかし・・・そもそも企業理念が無かったり、あったとしても理念が従業員に浸透しているかどうか?実際にいかがでしょうか?これからの経営は一人一人の力を最大限に発揮してチーム・組織として力を結集する事が大切になってきます。

その中心になるものの一つが「企業理念」であるという事。仕事に対する向き合い方が表現されているかもしれない。お客様への想いが表現されているかもしれない。働く仲間たちへの内容かもしれない。大事な事は自分自身がその理念を他人に説明できるかどうかである。口にする事で内容が自分のものになってくる事も多い。

是非、企業理念は無くても良いというのでは無く、求職者の方々の共感を企業理念が生み出し、働いているメンバーの心の拠り所になる事もある。採用にも定着化にも繋がる優れたものです。採用に苦しんでいる状態であれば一つ、企業理念という部分も考えてみると良いかもしれない。これは、中長期的に考えても大事な事だと思う。一つの参考にして頂ければ幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

by キャリア経営パートナーズ