◆転職が初めてで職務経歴書の作成が分からない。
◆基本的な書類の作成を知りたい。
◆今の書類が大丈夫かを少しでも確認したい。
転職エージェントとして支援をさせて頂く中で、初めて転職をする方の支援が増えてきましたので履歴書・職務経歴書の作成ポイントをブログに綴らせていただきます。
私は人材業界で14年以上経験があり2014年には起業。転職エージェント&キャリアコンサルタントとして転職やキャリアの相談を日々させて頂いております。
実績と経歴紹介記事:転職活動の伴走者(escort runner)坂本典隆/キャリア経営パートナーズ/転職支援実績
YouTube運営動画チャンネル:悔いの無い転職&キャリアチャンネル
基本的なフォーマット等はインターネットからダウロード出来たり書き方等も様々なサイトで紹介をされておりますので、チェックをすれば分かる内容かもしれませんが・・・
今回の記事では、「履歴書のチェックポイント」「職務経歴書のチェックポイント」等、抜け落ちてしまうポイントなども踏まえてお伝えさせていただきます。
特に履歴書・職務経歴書が完成した後に、書類選考のステップに入ると思いますが、その内容次第で、面接に行けるか?行けないか?が分かれる分岐点でもあります。
あなたが入社したい会社だったら面接まで行きたいと考えているはずです・・・その為のポイントを以下にまとめましたので、参考にご覧いただければ幸いです。
履歴書のチェックポイント
履歴書はあなたの氏名、住所、学歴、職歴を簡単に表現する書類になりますが、職務経歴書は仕事の経験を確認する資料だとすれば、履歴書はあなたの印象面を確認する資料とも言えます。
重要なポイントは大きくは2つあります。まずは・・「写真」です。そして、もう1つは・・・「志望動機」になります。この2点の重要性を以下にお伝えします。
◆写真・・・面接で会う前に写真で印象面をチェックされる為、そもそもお写真が無い方や髪型や服装がふさわしくない方はマイナスイメージを持たれる事が多くあります。
転職相談時に、「写真は無しでも良いですか?」というお話をされる方がいらっしゃいますが、基本的に当社からはお写真があった方が良いというお話をさせて頂く事が多いです。
勿論、時代も変わって写真無しでも良いという気持ちもありますが・・・
その理由はなぜか・・・実は、過去にどうしても写真を撮る時間が無いという方のエントリーをある企業にしたことがあります。その時の人事担当者様のフィードバックが忘れられないからです。
写真が無いという事は、応募意欲が低いという事、相手に対しての配慮が無い事、最低限の準備が出来ないという事を指摘されました。
書類作成という段階で、候補者の方の仕事のスキルが見られています。その中で、写真が準備できないという事は仕事してのレベルも・・・という判断に繋がったというケースになります。
また、他の候補者の方々一生懸命に写真屋に足を運び、綺麗な証明写真を撮って勝負に挑んでいる中で、写真が無いという事はその時点で、負けるという事にも繋がります。
◆志望動機・・・履歴書の右下部分に一般的には志望動機や特技等を入れる項目があります。もし、フォーマットとして記載が無ければ職務経歴書内等に入れると思いますが、項目があったとして空白状態で終わっている方も沢山いらっしゃいます。
相手の立場になって考えてみると志望動機欄に書いている方と書いていない方のどちらを評価するかは想像できるのではないでしょうか。
志望動機を相手に伝えるという事は面接において行う事になりますが、そもそも書類を作成しているタイミングで企業側へ想いを伝えている方、全く動いていない方では大きな差が付いております。
志望動機を作るという事は、企業の事を知らないと書けませんし、仕事内容を理解しなければ内容の整合性も厳しくなります。
だからこそ、志望動機を考えるという時点から面接への準備がスタートしているとも言えると私達は考えます。
職務経歴書のチェックポイント
◆あなたらしさの表現・・・あなたらしさという部分においてですが、他の方と同じではない経験や強みや考え方等が凝縮される事が重要です。
例えば・・・単に営業をしていましたという方と、お客様に対して●●の想いを持って、提案においては●●を意識したり準備したりして、営業活動をしておりました。そして、その後のフォローにおいては●●を徹底してリピートに繋げておりました。
というように、営業という仕事の中に、あなたの想いや行動方法、戦略などが入ってくることでオンリーワンの書類に変わってくるという事です。
営業職希望の方が100人いたとしたら100通りの内容になりますし、事務は勿論、人事でも経理でも経営企画等でも同じようにそれぞれの内容は違ってくるはずです。
◆企業側が見たい情報が入っているかどうか?・・・これは、企業側=採用担当者の方が判断できる情報があるか?無いか?によって合否も変わってきます。
例えば、求人情報において必須という内容だったり、歓迎という内容を理解したうえで、その内容を入れ込んだ記載がある方と無い方では結果が変わる事がありますね。
本当に経験が無ければ書けませんが、経験があったとしても記載をしていない事から企業が求める対象者に見られずに「書類選考お見送り」という結果になる方もいらっしゃるでしょう。
書類を作成する中で、採用担当者の視点に立って作成ができる方の内容は読んでいても安心できますし、できていない方でもその点を私達からアドバイスをさせて頂くと、驚くほど良い内容となって仕上がってくることがございます。
初めて意識をしてみたという方はこれから出来るようになって頂ければ書類選考の通過率も上がっていく可能性があると考えます。
最後のまとめ・メッセージ
上記の内容は簡単な部分かもしれませんが、実は・・・出来ていない方が多いという事も事実になります。
仕事において基礎が大事なように履歴書・職務経歴書の作成においても、基本をしっかりと理解をして、手を抜かずにお取り組みされる方が結局は内定を獲得されて希望の企業に入社をされております。
最後にキャリアコンサルタントの坂本より一言メッセージを送らせて頂きます。
「誇れる経験が無いから書類を作る事が嫌なんです。」という想いを持っておられる方は多いのではないでしょうか?
自信が無かったり、今の仕事で結果が出ていないと書く事も躊躇されるかもしれません。しかし、私は必ずどんな仕事でも経験という財産に変わっているものはあると考えております。
その内容が分からないという方を私達は何人も支援をさせて頂いておりました。実際に、職務経歴書内に自己PRという欄を作ることをお勧めしておりますが・・・
その中に、「3つの項目を作ってエピソードを入れてみましょう!」という課題について一緒に取り組んでいく事で、素晴らしい内容が出てくることが何度もあります。
ご自身では気付いていない事は仕事内容を少し振り返ったり、お客様の事を想像したりする時に思い出すこともあると思います。
是非、焦らずにじっくりと自分と向き合う時間を作って下さい。書類作成という行動は自己分析や自己の客観視をする素晴らしい時間になります。
あなたの書類がオンリーワンになる事を願っております。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
キャリアを捉えた丁寧な転職支援「キャリア経営パートナーズ」(転職相談受付中)
キャリア経営パートナーズは20代とキャリア層を対象に「転職して良かった」と言っていただける仕事を追求しており2014年に起業した会社です。
ブログの執筆者でありキャリコンサルタントでもある代表の坂本が自己分析、自己棚卸、書類作成、面接アドバイスなど二人三脚で親切丁寧に対応します。
有名企業、IT業界やベンチャー企業への転職支援実績がありますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。
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